後編 匿名ラジオ第100回記念イベントレポート
2018.5.27(SUN) 匿名ラジオイベントに参加しました!
*匿名ラジオとは?*
株式会社バーグハンバーグバーグが運営する、ゆるく笑えるインターネットサイト『オモコロ』内、オモコロラジオ 木曜担当。(毎週木曜深夜0:00更新)パーソナリティは、オモコロの編集部でもある、ARuFaさん&ダ・ヴィンチ・恐山さん。
ブロガーとして、小説家として、ライターとして…様々な活動で有名な二人。《自分たちがアニメになったらどうする?≫などの、『ない』話や、どうでもいい長年の疑問、大喜利や即興ソングなど…。様々なテーマでお送りする、濃縮10数分間ラジオです。更新直後すぐ、SNSでシェア100件以上が付く、大人気コンテンツです!
(匿名ラジオはこちらから聴けます)
★YOUTUBE版(連続再生が便利。たまに画像が付いたり、動画が付いたり)
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レポートは長くなってしまったので、2記事に分割しています。この記事は後編です。(前編はこちら)
イベントのダイジェストARuFa・恐山の匿名ラジオ『第100回記念イベントダイジェスト+公開録音』
匿名ラジオ/#100「匿名ラジオ 第100回記念イベントダイジェスト(公開録音も)」
≪イベント内容≫
* 主に青文字の部分の、ダイジェスト版に乗らなかった部分についてレポートします。
■ 登場
■ イベントの諸注意
■ 匿名ラジオの紹介 & 自己紹介
■ 匿名ラジオの収録風景(VTR)
■ ARuFa企画『匿名ラジオ 意識調査クイズ』
■ 恐山企画『検証 ARuFaはバカなのか』
休 憩
■ ちょうどあいす演奏 ~ LIVEバージョン ~
■ 公開録音
『もしも、アンパンマンの工場に内定が決まったらどうする?』
■ 質問コーナー
ARuFa持ち込み企画『匿名ラジオ 意識調査クイズ!』
リスナーのニーズを知るために、駅前で街頭調査を行いました・・・
まずは手始めに、知名度調査!ARuFa編
A『 この人を知っていますか?』
恐『ははは、指名手配。』
結果は・・・
50人中12人が『知っている』
え、めちゃめちゃすごい。
けど、会場からは、『ええ~・・・。(不満気)』という声が聞こえました。もっと知られてて良いのに…!という声でしょうか。愛されてますね~!
知らなかった人に『何をしている人だと思うか』という答え。
A『犯罪者…万引き…やらせ。ざっくりとした、嫌なことを言われました。』
恐『普通、目線ってそうだからね。』
同様に、ダ・ヴィンチ・恐山さんの調査です。
A『どんくらいだと思います?』
恐『えー…二人居れば多いくらい?』
結果は・・・
50人中20人が『知っている』
恐『嘘でしょ。』
客席からは、『えーーーーーー!?』と、『おーーーーーーー!!』と、ざわざわと拍手が混在した音が。
恐山さんは、ARuFaさんより知名度あるの・・・?そうなの・・・?すご・・・。
という、妙にそわついた雰囲気になりました。そんな空気に一言物申す男が…。
A『おかしい、そんなわけねえ!ふざけんな!俺のが人気だぞ!!キッズウォー ざけんなよ !!・・・と思ったわけ。知ってると答えた人に、じゃあ、ダレ?と聞いてみました。』
【知ってると答えた人の回答】
・名前は知らないけど、あの占いの人・・・
・ちょっと前にテレビに出てた・・・
それ、ゲッターズ飯田やんけ!!!!!
恐『よく言われますね、これ。』
そのほかにも、昔マジックをしていた…(トランプマン)などの回答や、
鉄拳の相方、という回答が。
この会場では、鉄拳の相方は『アリ』となりました。よろしくお願いします。
ちなみに、知っていると答えた人で、『ダ・ヴィンチ・恐山さん』と答えた人は4人。十二分にすごい・・・。
このあと、『どっちがスケベそうか』『仮面の人はどんな名前で活動しているか』等、
意識調査クイズが続きました。
“すごいパーティーをする人"って、イイな。
恐山持ち込み企画『ARuFaはバカなのか?』
教員免許も持っている、ARuFaさんの頭脳を試すという検証。検証VTRのときには、スクリーン横の恐山さんによる解説付きです。
恐『合っているのに、勝手に疑って間違ってます。』とニッコニコ。
非常に生き生きとしたダ・ヴィンチ・恐山さんを、我々は見た。
こちらが、ARuFaさんの 『x2-11x+24』の因数分解です。
私たちの知っている解とは違いますが、人生に対する勇気を貰えた気がします。ありがとうございます。
その他、会場での英語訳では、ARuFaさんが恐山さんの悪口を翻訳しようとして、奇跡的な珍文が出来上がる・・・という場面もありましたが、笑って写真は撮れませんでしたので、ツイッターの#匿名ラジオイベント、で探してみてください。
...ここまでが、イベント前半!
ここで休憩を挟むのですが…
ひょっこりとBHBの加藤さんが現れ、なにやらコーナーを始めました。
何かが起こる… サイリウム?もしかして、・・・・?
LIVE
ゆいちゃん(お面)だ! 『ちょうどあいす』だー!!
僕は即興で『存在しない曲』を歌うのが好きなのですが、先日一緒にラーメンを食べた友達が「今ちょうどアイス食べたいわ~」と言ったときに、「なんか『ちょうどアイス』って、けいおん!の曲名っぽいな」と思ったので作ってみました(声は男です)
— ARuFa (@ARuFa_FARu) May 31, 2018
存在しない「けいおん!」の曲、『ちょうどあいす』 pic.twitter.com/6ynBJwUWCS
力の限りコールする、加藤さんと原宿さん。そして均一の動きでサイリウムを上下させる恐山さん。
突然のライブでしたが、メチャメチャ盛り上がっていました!
事前に、youtube版の匿名ラジオで『ちょうどあいす』をいっぱい聴いてきてね、とメッセージが出ていたことや、ARuFaさんのキャラソンが出た直後だったのもあってか、お客さんの中にはサイリウム持参の人も居ました!すご。察しが良い!
公開録音
こちらは、公開録音の様子の写真。
公開された匿名ラジオ#100では、10数分になっていましたが、実際には30分ほど喋っていました。しかし、その30分の中に途切れとか間延びみたいなものはなくて、密度の濃い《ない話》!
公開された#100を聞いても、一瞬どこを切ったのかわからないくらいの自然な編集力に、脱帽。
A『こんにちは、ダ・ヴィンチ・恐山さん。』
恐『なんですか、ARuFaさん。』
で歓声が上がった後、観客はすっかり集中して聴くモード。なんだか、ラジオの公開録音というより、コントとか小劇を観劇しにきてるような雰囲気さえありました。
公開収録部分のカットされてる部分で、一番好きだったのは、ジャムおじさんについて、恐山さんが『腕に白い毛が生えていて、粉が付着している…。』と急に生々しく話し出し、心の準備ができていないARuFaさんと観客をゾッとさせた部分です。
恐『すみません、ジャムおじさんのディティールを言ってしまいました。』
質問コーナー
会場の観客から募った質問に、さくさく答えていくコーナーです。
Q1.スマブラの持ちキャラは?
A『フォックス』
恐『ヨッシー』
Q2.好きなことわざはなんですか?
A『晴天の霹靂』(意:思いがけず起こった衝撃的なことや驚くようなこと)
恐『天網恢恢疎にして漏らさず』(意:悪事は必ず罰を受ける)
Q3.ラジオのカットした部分はどれくらいある?
A『50分録って12分になったことがあります。』
恐『今日の公開録音も、もしかしたら4分になってるかも。』
Q4.パンケーキってすきですか?私はぼそぼそしてあまり好きじゃない。
A『僕も同じでーす。』
恐『私はパンケーキ大好きでーす。』
Q5.ARuFaさんはまだキックボードで通勤しているのですか?
A『ドッジドジに怒られて、止めました。』
Q6.匿名ラジオにもう一人加入するとすれば誰がいいですか?
A『え・・・ピカチュウとか・・・?まじでピカチュウよくない?』
恐『私はオウムが良い。《オソレザン!オソレザンオモシロイ!》って。(オウムが喋っているジェスチャー)』
ARuFaさんが無言で架空のオウムの首をねじ切っていた。
Q7.恐山さんの最新ドジっこエピソードは?
恐『スカイツリーに行ったとき、おじさんにリュック開いてるよ!と言われて閉めたんだけど、その後展望台に登ったら別のおじさんにまたリュック空いてるよ!と言われた。支払いのときに開けて、忘れてた。』
A『バカですね~。』
ちなみにこの日も開いていたらしい。
Q8.女の子になったらどんなデートをしたい?
A『えろいことをしたい。』
(そういえば恐山さんは答えなかった)
Q9.二人が一番気に入っているラジオの内容は?
A『おならの真似して、クッサ~!っていってたやつ。あれ、やった瞬間二人で倒れこんで笑った』
Q10.どちらの方がお酒強い?
恐『これは完全にARuFaさんですね。』
A『これはボツになったネタだけど、酒飲み回というのがあって。なぜボツになったかというと、恐山がポンコツになりすぎて。ぐにゃぐにゃになっちゃって、「恐山!今どんな気持ち?」って聞いたら、「むらさき。」って。ハァ!?」
恐「そのときは、むらさきっていう気分だったんですよ。」
幻の酒飲み回、ぜひとも聴いて見たい。
Q11.二人の平熱が知りたい
恐山さんの平熱は36.9℃と高いことが周知された。
Q12.生きてて楽しいですか?
A『僕は楽しいよ…イベントやるっていったらこんなに人が来てくれて。』
恐『私も楽しいですよ。』
そうだろ、なあ!みんな!!!!みんな!!!!!と、二人は観客に呼びかけていた。
客席からはいい具合に大きな拍手が。
以上!終わります! と二人が宣言して、イベントは幕を閉じました。
物販の様子
イベント後の物販は、ステージ上で行われました。正直びびりました。
前列から順番に案内されてステージに行く。物販買わない人は帰っていいよ、というアナウンスもされましたが、おそらく帰った人はほぼ居なかった。
物販の列の最後で、二人と写真を撮れるという貴重な体験もしました。
二人とも気さくに握手まで対応していただいて、ありがたい…。あとカメラマン役は永田さんでした。それは、普通に緊張する。
あと、匿名ラジオイベントについて、今後は回数で区切らなくても、ちょくちょくやっていきたい。という、二人の言質をいただきました。楽しみですね!
ポスターめちゃめちゃかわいいし、ファイルとステッカーはシンプルでカッコいい。
おまけ
≪イベントの中身とはあまり関係ない感想。読まなくても大丈夫です。≫
・行く前は、なぜ大きい会場でやらないんだ~!!と思っていましたが、小規模の会場ならではの、ユルさだったり近さだったり、というのは非常に魅力的でした。今後もチャンスがあれば行きたい!と切実に思う。行きたい人は、e+にワード登録し、チケット販売の際には即通知が来る状況にしておきましょう、これだけはここを読んでくれている、奇特なあなたと、私のお約束です。
・色んな所から集まってきたリスナー層(もともとの2人のファン、オモコロ読者、youtubeから知った、ツイッターから知った・・・等)が集うイベントで、渋谷だし、昼だし。若い女性が多いだろうから自分は浮くな…と思い、震えながら挑んだのですが、受け入れてくれる雰囲気がそこにはあった。男も女も老いも若きも、古参も新参もなく、何から匿名ラジオを知ったとか関係も無く、めちゃめちゃ楽しめるイベントでした。
あそこに居た人たちの、唯一の共通点は、≪キモオタラジオ≫を好き好んで何回も聴く程度のオタク、ということです。なぜかお洒落な人が多かったけど、あそこに居た人々は『パンツぐちょぐちょクールジャパン』だの、『炊飯器でクソを炊いたら、蒸気はおならなのか?』だのを何周もしたであろう人たちですからね。最高です。
最高に楽しかった。